2024年上半期は32冊本読みました。仕事がちょっと忙しくて少なめ。
面白くて印象的だったのは「成瀬シリーズ」2冊。
独創的な成瀬の青春小説で、これは2冊ともaudibleで走りながら聴いた。
こんな友達がいたら楽しそう。成瀬は期待を裏切らない。
あと、「経済行動学の使い方」もよかった。これはaudibleで聞き始めて本を購入した。
行動経済学はわかった、それで、何に使えるの?っていうことに答える本で、より良い選択・行動をうながすナッジ(軽く肘でつつくの意味)に焦点をあてている。例えば、犀の河原の石積みのような永遠と続く無意味に思える仕事は生産性を悪化するが、自分のやった成果・完成品にフォーカスできるようにすると生産性が向上するなど。
ちょうどこれと並行にハーモニーを再読していたのだが、報酬系のパラメータの話は行動経済学と繋がっている。全然関係なく同時に読んだ本2冊がシンクロして気持ちよかった。
最後に、(悪い意味で)一番印象的だったのは、「レモンと殺人鬼」。読了後の不快感がすごい。「イヤミス*1」の意味じゃなくて、ルール違反という意味で。ミステリー好きは読まない方が良い。きっとあなたも腹がたつ。
*1:読んだ後に「嫌な気分」になる小説、これは好物