2023の振り返り(良かった本と音楽)

1年が経つのがあまりに早くて、気づいたら年末になってて、気づいたら正月も終わっていた。自分の経験したこれまでの長さと相対比較するから、年々1日が短くなっていくと聞いたことがあるけど、今年はあまりに高速だったので、それだけとは思えない。なんか時間の進みおかしくない?

 

ということで、あっという間だった2023の振り返り

 

今年のベストの1冊は

1Q84でした。(いまさら)

発売当時、ハードカバーで3冊読んだが、BOOK3がなんか退屈で読み切るのが辛かった記憶だった。改めて手に取った理由は、audibleで聴き始めたら結構惹き込まれたので、文庫本を買い直して再読した。

結果、全6冊はあっという間だったし、当時退屈で尻切れトンボの印象だったBOOK3も、夢中でページをめくった。ハードカバーで読んだときはBOOK1,2から時間をおいてBOOK3を読んだのが悪かったかな。*1今回は消化不良なく読み終えた。

シンプルな構成で読みやすいし、伏線もちゃんと回収されるので気持ち悪さが残らない。6冊が短く感じるほどの衝撃。

 

そして音楽。今年後半はひたすら山下達郎を聞いていた。

これまでの人生で山下達郎を聞いてこなかったことを真剣に後悔さえした。こんな素晴らしいアーティストの音楽を聴いてこなかったなんて!20年前に山下達郎の音楽を聴いていたら確実に人生が変わっていたと思えるほどの衝撃。

このCDが届いた2023/9/30以降、家事しながら、仕事しながら、走りながら、ドライブしながら、多くの時間を山下達郎と過ごした。音楽にこんなに真剣に聞くのも久しぶりだし、こんなに濃密に同じアーティストを聞くのも久しぶり。山下達郎さんはシンプルにすごい。

 

ということで2023は温故知新的な衝撃の年でした。あ、温故知新的な衝撃といえば、2023夏、人生で初めてスタバのフラペチーノを食べてみたけど、あれも衝撃のうまさだった。食わず嫌いにもほどがある。

*1:BOOK1,2は2009/5/29、BOOK3は2010/4/16発売だったので1年ほど期間を空けて読んだ